先日、夫の祖父母のお墓にお墓参りに行ってきました。イタリアでは11月2日は死者の日とされていて、日本のお盆のようにお墓参りに行くのだそうです。たたあいにく11月2日は結構雨が降っていたため、すっきり晴れた翌日に行ってきました。
日本のお墓参りと言えばお花とお線香ですが(仏教徒の場合)、イタリアでは花を供えるそう。夫に「花はどこで買う?」と聞いたら、「墓地の前に花屋さんがあるからそこで買えばいいよ」との返事が返ってきました。なるほど便利ねと思ったのですが、結構お高かったです。供え物についてあれこれお金の話はしたくないですが、大きい丸い菊が1本6ユーロ(今なら1000円ちょっと)しました。
義祖父母のお墓は壁墓地式で、大理石の壁に四角い区画がずらっと並んでいて、その中に棺が納めてあります。お墓はそれぞれ個性があって、義祖父のところには趣味だった切手の彫刻が、信仰深かった義祖母のところには聖母子像の彫刻が埋まっています。また写真も壁に埋め込まれていて、以前にアルバムでお顔は知っていましたがお墓にあるとはっきり思い出せて良いなと思いました、日本のお墓には写真がないので、子どものころになくなった祖父母の顔はぼんやりとしか思い出せませんからね。(でも正直言って、他人の家のお墓の写真はちょっと怖かったです)
ところで墓地ですが公営の場所で、相当広かったです。お墓も壁式以外に、棺が埋まっているところがこんもりして墓石があるタイプ、家族全員が入れる小さな家みたいなものなどがあります。立派な彫刻などもあったりして、見ごたえがあります。リグーリア州ジェノヴァにあるスタリエーノ墓地は、以前日本のTV番組で見たことがあるのですが、壮大な建物と数々の彫刻があってまるで野外の美樹幹のようでした。
うちは子供なしで、夫のいとこは一人だけで、いとこの子供も一人だけです。私たちが死んだらお墓や葬式はどうするんだろうなと思い、その話をしようとすると夫は非常に嫌がります。でもいつかは誰でもあの世に行くので避けられない話なんですけれどね。
夫は洗礼も受けているのですが、本人はどの宗教にも属しないといっています。万一夫が先だったら、夫のファミリーと一緒のキリスト教式かなと思っています。私はやっぱり日本に骨になっても戻りたいかな(今のところ)。
あの世に行くのもなかなか大変です。

